占いのスタイル

最近、書き込みへの意欲がめっきり減ってます。
なんと言うか、書く事へのスイッチが入らないと言うか…。
頭の中では書きたい事への構想はあるのですけれど、それを書き込むのがどうにも気が乗らないのですよね。
困ったものです。
まあ、それはともかくとして、８日に大阪の癒しスタジアムに初めての出展参加をして来ました。
事前報告をして来て頂くことを呼び掛けたかったのですが、ついまあ何と言うか…サボりました。
で、８日の癒しスタジアムですが、スピマよりも会場を広く使い、多くの人がいらしていてとても盛況でした。
絲も数人を占わせて貰えまして、それなりに満足です。
でも、会場の空調なのかその日の気候なのか、すごく寒くてトイレが近くなって困りました。
会場内にずっといたので外の気温が分からないのですが、５月なのに気温が逆戻り？それとも会場の冷房が効きすぎだったのかな。おかげで帰ってからも調子が悪いです。
それはそうとして、自分の占いの仕方にちょっと迷いが出ています。
対面鑑定は反応がダイレクトに判るので良いのですが、思うように言葉が出なかったり、解釈が外れたり、反応が判りにくかったりと対面ならではの苦労も出て来てます。
自分の占いスタイルと言うか、相談に応じてヘキサグラムかケルト十字で占って問題の大まかな所を把握して、細かい所は残った手持ちのカードで一枚引きという手法を用いてます。
迷い、というか問題かなぁと思うのは、細かい問いかけの際に誘導になってしまわないかと言う事です。
基本的には、相談者から質問されて答えていくのがベストなのですが、相談者からの追加質問がない時、つい気を回して尋ねてしまうのですよね。
「○○とか見ましょうか？」とか。
別に見なくても構わないなら「いらないです」と言ってくだされば良いのですが、中には言われたからつい「ハイ」と言っちゃう人もいるのですよね。
そういう方には良くない誘導になってしまいます。
出来るだけ、相談者が自発的に尋ねてきてくれるのが理想で、必要以上の干渉は相談者にとっても良くないかと。
でも、次の質問を躊躇してる、もしくは聞きたいけれど質問がまとまらないという方もいるのでは、と考えてしまうのですよね。絲もどちらかというとそのタイプなので。
なので、つい余計な助け船を出してしまいます。
それが良いのかが、最近の悩みですね。
それにしても、自分は占い師としてはどんなタイプになるのだろうなぁ。
「頑張って！」と言う励ましタイプでもないし、「大丈夫ですよ」と言う癒しタイプでもないような。
どちらかと言うとドライな人間なので、占うにしてもドライに対応してしまいそうかも。
相談者には占い依存症になって欲しくないので、ドライにしようとしてるのかも。
しかし、占い師のスタイルとしては、励ましタイプか癒しタイプが好まれそうですね。
占いの上手な方を見てると、大抵はどちらかのタイプかと。
絲もどちらかを考えて見るべきなのか考えてしまいます。
取り留めのない話を長々と失礼しました。
それでは、これにて。

天気予報と占い

昔に見たＴＶの時代劇にこんな話がありました。
ある男が江戸の町で太鼓を叩いて天気を当てると言う商売をしていました。
太鼓を叩いて天気が判る？なんて非科学的な…と思うでしょうが、太鼓の皮は湿気に敏感なので、それで晴れ・雨の予想をしているものと思われます。
男の商売は結構繁盛していました。
ある日、ある女性がどうしても明日の天気を知りたいと熱心に尋ねに来ていました。
男はちょっと調子が出ないらしく、いつものように読めなかったらしい。
男は、その女性に「どうしてそんなに知りたい？」と尋ねました。
すると女性は、自分には病気の子供がいるのだと。それが、難しい病で普通の医者では治せない。
しかし、奇跡的にそれを治せることの出来る医者が付近の宿に泊まりに来るという話。
その医者に子供を見せたい。行くとしたら、負ぶっていくことになる。天気が気になる。晴れだったら負ぶっていけるが雨なら困る、と女性は言うのでした。
すっかり同情してしまった男は、ついこう言ってしまいました。「明日は晴れです！間違いありません！」と。
女性は泣いて喜んで帰っていきました。
ところが、当日は大外れの土砂降りの雨。
しかし、女性は予報を信じて子供を負ぶって出掛けてしまった。止める人もいたそうですが…。
そして、雨に打たれて衰弱し、母子共々死んでしまったそうです。
男は当然、周囲から責められたが、それでもその仕事を続けたのだとか。
但し、どんなに客が望んでようと、答えは曲げずに伝えると誓って、だそうです。

これを観たのは、絲がまだ子供の頃でした。ですが、とても印象深くて今でも覚えていたりします。
かねがね、占いとは天気予報に似てるかもなぁと感じることがあります。
普段何気なく気にしてる時もありますが、「この日は絶対晴れて欲しい」って思う日がありますよね。
楽しみにしていた遠足とか何かの式とか。
でも、天気を決めるのは人間ではなく、天の采配なのです。
「晴れがいい。晴れにして！」と願われたとしても、予報士は予測したまま伝えるしかないのです。
その結果ガッカリされる事もあるでしょう。それでも、答えを曲げて伝えてしまったらどうなるか。
最悪、雨の日に何の準備も無く出かけて命に関わる事もあるのです。
雨だと知っていたなら、日にちを延期したり、それでも行くならそれなりの準備を整えるでしょう。
ＴＶの話のその女性も雨だと知れば一時は落胆するかもしれないが、それなら雨にも万端の準備をして出掛けたかもしれないし、他の方法を思いついたかもしれない。
喜ぶからと望む答えを与えることは、本当の意味でのその人の為にはならないこともあるのです。
占いも相談者が望む言われたい言葉を待ってる時もあります。
だけど、カードは正直で相談者の希望なんて無視して答えをくれます。それが、相談者の望むものと違うことも多々あります。
そういう時は、先の話をつい思い出して、答えを曲げて伝えることはやめようと決めています。
当人にはショックであっても、それによって心の準備が出来て本当の不運が訪れた時の対処をおのずと考えられるのではと思うからです。
喜ぶからと言って答えを曲げて伝えて、それで予想もしない悲劇を招くよりも、一時的にはショックであってもそれによって回避の可能性だってあるのです。
それに、占いも天気予報も当たってなんぼと思っております。
望む答えを与えるのが仕事じゃなく、その答えを元に相談者がこれからすることを決めればいい、とそう思うのです。
なので、絲は鑑定する時はカードの出たまま答えることにしています。
それが、望まれてる答えでなくても、です。
ちょっとドライかもしれませんが、占い師と天気予報士はそれくらいの方がいいと思いますので。
それでは、これにて。

占いと地震予知

東日本を襲った未曾有の災害にはもう言葉がありません。
被災された方々にこの言葉が届くのかどうか判りませんが、頑張って頂きたいです。
「頑張れ」という言葉もどうかという気もしますが、他に思い付く言葉もないので。
どうかどうか、生きていて欲しいです。

さて、この地震に対し、占星術で何かの予兆などは見られなかったのか、と思ってその日その時間のホロスコープを宮城などを拠点にして出してみました。
が、何も判りませんでした。
阪神大震災の時には、確か冥王星が星座移動した時に起きたと聞いた事があるので、今回もそうしたものがあるかと思ったのですが…。
しかし、占星術のプロの方はやはり目敏いです。しっかり今回の地震の理由を掴んでらっしゃいました。
何でも、天王星が牡羊座に惑星移動する直前だったとか。
そこかーーー！！！とかなり衝撃を受けました。
「移動した途端」というのに拘り過ぎてて大事な点を見逃していました。
ということは、トランスサタニアンである天王星・海王星・冥王星が星座移動した時、あるいはする直前に地震への警戒をした方がいいということなのでしょうか？
とても厄介ですね。

それはそうと、自分のブログの管理ページのアクセスを調べてみると、ここ数日間「2011年の日本の運勢」への閲覧がずっとトップなのです。
大抵こういうのは、トップページか最新の記事がトップになるものなのですが、これが数日もトップになってるということは、やはり地震の影響で皆さんナーバスになって調べ回られているのでしょうか。
で、改めて、その時の記事を読み返すと、ちょっと反省。
地震を示す所のカードに対しての読みが足りなかったようです。
　カップの９の逆位置
実はこのカードを見た時、絵の後ろのカップが全部ひっくり返るようなイメージがしたのですよね。
カップ＝水　だから、水害でもあるのだろうか？などと思ったのです。
でも、小アルカナだし、大被害ならば大アルカナだと思ったので「大規模のものではない」と書いてしまいました。
この辺はかなり反省ですね。
カップの９・Ｒの意味をもっとよく考えるべきでした。
カップ＝水＝水害＝津波　まで考えて、地震の可能性も考えるべきだっただろうかと考えます。
そう言えば、「３月の運勢」でもキーカードにエンプレス（女帝）の逆位置だったので、何か違和感を感じたのですが、女帝＝大地の女神→逆位置＝大地の異変　という事だったのかもと考えてしまいます。
でも、こういうのって後出しでいくらでもいいように解釈できてしまうので意味がないですよね。
大事なのは、その時に出してくるカードからのメッセージにちゃんと気付けるかということでしょう。
そうした感性を磨きたいと切に願います。
それでは、これにて。

一周年を迎えて

３月になり数日が過ぎました。
そう言えば、絲がこのブログを開設したのが、ちょうど去年の今頃だったなぁ、と思い出しました。
３月３日に間に合わせたくて徹夜で一生懸命にブログを作ったのですよ。まあ、実際に出来上がったのはその日を過ぎていましたが。
その頃の絲はタロット熱に燃えていて、それなのにそれをぶつけられるものがなくて、対面鑑定を実践したくてウズウズしてたのですよ。
実はツイッターにも登録したこともあるんですよね。
登録してみて何度か呟いてみたのですが、手応えがないというか呟くだけというものに物足りなさを感じてそれ以降さっぱりですね。
それからいろんな方面へアクションをしてましたね。
mixiとかSNSに参加しようと試みたり。
でも、どうも上手くいかなかったり登録できなかったりで、いろいろ考えてブログ開設する気になったのです。
どこにするかを迷った挙句、プロバイダーをso-netにしてる縁で丁度いいやとそこでブログを作ることに決めたのでした。
ブログは読むことはあっても作ろうなんて考えてもなかったので、何から始めていいのかとても迷いましたね。ほとんど手探り状態でした。
そう言えば、その頃は土星が乙女座と天秤座を行ったり来たりしてやっと天秤入りした時期ですよね。
占星術系のサイトでもその話題でいっぱいでした。
もしかして、その時期の土星が絲のネイタルの水星天秤0度に及ぼしていたのかなぁ、とちょっと考えてしまったり。
土星というのは悪いイメージですが、その時期に影響を与えたものってこれしか考えられなくて。
絲は水星ノーアスなので、放って置くと本当に自らコミュニケーションを取ろうとしないのですよ。
何かに向かって発信とか普段はあまり考えないのですが、時々妙に何かを伝えたくなる。
その時も何かの繋がりを必死で探していたように思うのですよね。
その時期の惑星を調べればもっと詳しく判るのでしょうけれど。
まあ、こんな試行錯誤のブログですが、それなりに懸命にこなしてきて、コメントも貰えたり、依頼を頂けたりと、普段では味わえない交流を楽しむことができました。
ブログ作成における恩恵は計り知れないほどあって、とても幸せです。
正直、まだまだ不満もありますが（自分用のアイコン付けたい～、写真取り込みやってみたい～、ネタとかすぐに思い付きたい～とか）、でもこれからも頑張りたいですね。
読んで下さってる方にはこれからも読んでもらえるようになりたいです。
では、これにて。

今年の抱負

あけましておめでとうございます。
昨年はブログを始めることになったりと自分なりに色々挑戦した年だったなぁと思います。
そう言えば、タロットの本格的勉強をし始めたのも昨年でした。
今までと違う自分にトライ出来た年だったように思います。
今年はこれをもっと飛躍させて、今までよりも意欲的に動きたいなと思います。
とりあえず、今年の目標としては
・スピマに参加するなどして占いの腕を磨く
・もうちょっとオシャレになってみる
・いろんな所を巡ってみたい
などです。
１番目はプロの占い師になれるような道筋をつけれるようにまでにはなりたいです。
２番目は…何というか、実はあんまりオシャレとかファッションとか苦手で…。
でも、それじゃあ良くないかなぁと着るものに少し気を使ってみようかと。チュニック系が好きなのでそういうのを集めてみようかと思ってます。
３番目、もっと旅行とかしてみたいなと。行ってみたいのは伊勢神宮。神社とか好きなので。でも、今はちょっと無理かな。
近場でいい所ないかなと思い付いたのが、晴明神社。安倍晴明が祀られているという神社ですから、占い師にもご利益あるかなと期待しちゃいます。
検索して調べてみたら、二条城の近くで地下鉄烏丸線の今出川駅から行けるようです。
調べてみたら、井戸などのパワースポットがあるようです。
明日の２日、初詣にそこに行こうかと思っております。昼の１時に着くようにしたいですね。
もし、晴明神社に興味をお有りの方、いらしたらご一緒しませんか～？
う～ん、実はもっと早めにお誘い文出したかったのですが、書き掛けの記事が途中で無くなったりと思うようにならなくて…。
昨年１２月は、ブログへのアクセスがどうも上手く行かなくて不調でしたね。もしかして水星逆行の影響でしょうか？
とりあえず、今は晴明神社で、いずれは伊勢神宮。そして場所だけでなくいろんな人に会ってみたいな。オフ会なんてあったら、出席してみたいです。
いつもより今年のお正月はちょっぴり意欲的になってる絲なのですよ。
それでは皆様、２０１１年（平成２３年）を良き年としてお過ごし下さい。

夢からのメッセージ？

明け方頃、不思議な夢を見ました。
ホラーな内容で怖い夢だったが、そこは割愛します。自分は自分ではなく、男性だったような気がしました。まるで何かのドラマのようでした。
とにかく、除霊をしてもらう為に山に登ることになったのだが、荷物がなかなか纏まらなくて他のカバンから別のナップザックに突っ込んだのでした。
どうにか山の入り口（神社の鳥居のようなド派手なのがあって妙にキラキラしていた。他にも登山者（参拝者？）が多数いた）に来て、何故かここで荷物のチェックをすると財布を忘れた事に気が付いたのでした。
取りに戻ろうとすると、先に来ていた女友達に呼び止められたのです。
そこで彼女にこう問われました。
「あなたが捨てた英語は何？」と。
はあ？と戸惑ってると、彼女はこう答えた。
「『Ⅰ start』だよ」と。
ここで目が覚めたのです。
何だろう、これは？　とても意味深のような気がしてしまう。
まず、「あなたの捨てた」「英語」ですが、これは英語なのか？「英単語」じゃないのか？まあこの辺は夢だし細かい突っ込みはしても仕方ないでしょう。
「捨てた」という言葉。「忘れた」じゃないのですよね。
そして、「I start」という言葉ですよ。
　I＝私　start＝出発する、始める　ということで、「私は始める」という意味になります。
どうしてこういう言葉が夢で出て来るのか、それは夢からのメッセージなのだろうか？
深読みすると、「始めなさい」と夢で促してるのでは、と思えてきます。
確かに現在ずっと足踏み状態で、何かを「始める」事を忘れてるようにも思えます。
それを見越して、夢は警告したのか？勇気を与えに来たのか？
何かとても考えさせられました。
では、これにて。

天職って…

自分の天職って何だろう？と思ったことがあります。
絲は昔、占星術に凝っていた時期がありますが、その目的は「自分を知りたい」という自分探しと、そして何より自分の天職を知りたかったということです。
将来に向けてやりたい事、なりたい職業など決めている人もいるでしょうが、自分は何になりたいのか、何を目指したらいいのか、どんな仕事に就いたらいいのか、そうした目標もなくそのエネルギーを持て余してる人も多いと思うのです。
絲もそうでした。そして、現在多くいるニートにもそういう人も結構いるのではないかと思います。
SNSの相談コーナーだったかで、「天職を探すのに、今の仕事を辞めた方がいいか？」なんてのがあって馬鹿かと思いましたよ。でも、本人は必死で足掻いているでしょうね。
「貴方の天職は～～です」と、判ればスッキリして良いのかもしれない。
でも、それで本当にその方面で上手くいくのかは疑問です。
「私は～～に向いてると言われたから大丈夫よ～」と何の努力もしないでそれが出来るかと言えばそんな事は無いのです。「向いている」と言われた事で甘えが出て努力を忘れるという可能性もあるでしょうね。
とは言え、何かの指針が欲しいと思う人も多いのだと思います。
そういう人が占いに縋ったりするのでしょうね。
そういう場合には、やはりタロットでは答えは出ないでしょうね。どうしても占星術の分野になるでしょう。
占星術の勉強をもっとして、天職が判るようになるよう努力するのもいいけれど、タロットでも天職が判るようなスプレットを考案するのも一つの案かも。
いや、そう出来たらいいなと思っただけですが。
では、また。

スピマ参加を考える

１月に開催予定のスピマことスピリチュアル・マーケットに出展参加を考えてます。
しかし、申し込みフォームを前にしてどうしたものかと戸惑っております。
まずは出展ブース名。これはサークル名のようなものでしょうか？マップにもサイトにもこの名で表記されるようなので、どんな名前にしていいのか真剣に悩みます。
いくつか候補を考えておいて、カードで決めようかな。
それから、一人で参加していいものかという不安。
１０月に行った時、大抵は一つの長机を二人で分けて使用していました。どうやら、一つのブースを二人で分けてるようですね。参加費も10,500円ですから、二人で分けて支払ったら丁度いいのかも。
一緒に参加してくれる人を募集しようかな。同じようにカードリーディングじゃなく、違うジャンルの人ともいいかも。手相とかパワーストーンなどとか。
でも、そういう知り合いっていないのですよね。
寂しいけど一人で参加しようかな。
でも、そこよりも何よりも困っている部分は、「携帯電話（必須）」の所です。
持ってないよ～～。持ってない人はどうしたらいいんですか～～。それも＜必須＞ですと？どう書けというの～～～？！
それと、「日中の連絡できる電話番号（必須）」もどうしたものかと…。昼間、仕事で家にいないし、かといって仕事先に連絡されるのは嫌ですし～。仕事先にプライベートなことをされるのは嫌なんです。それなのに～～。しかも＜必須＞！こんなの必須にする必要あるのだろうかと困ってます。
ああもうどうしたらいいのかな…。
でも、自分にとって修行の場としてこういう機会もないので、参加したい気持ちは高まっております。
いろいろと考えなけばならないハードルがあるのですが、参加が決まったらこのブログで報告しますね。
悩んでますが、参加するからには楽しみたいです。
では、また。

「みにくいアヒルの子」を考える

アンデルセン童話の「みにくいアヒルの子」のお話は誰もがご存じだろうと思います。
この物語のラストは、醜いと蔑まれたアヒルの子が見事に美しい白鳥に変身したというものでした。
誰からも相手にされなかったアヒルの子が、美しい白鳥になることで周囲に認められたという訳です。
でもね…と絲は思うのです。蔑まれ虐待されまくったその子は「美しくなった」だけで幸せになれたのか？と。
その子はたまたま白鳥だった＝美しくなれるＤＮＡを持っていた　だけにすぎないのですよね。
もし、白鳥じゃなかったら、美しくなれなかったら、どうなってたのだろう？
それに、美しくなっただけで周囲が寄ってくる、それも努力した訳でなく偶然そうなった容姿なだけで、それで認められたというのは、その子からしてはどうだろうと思ってしまいます。
内面の意識としてはその子は何も変わってないでしょうに。
ＴＶで白鳥の雛を観た事がありますが、灰色で本当にアヒルをみずぼらしくさせたような容姿なのですよね。
おそらく、アンデルセンはそういう白鳥雛を見て、物語を思い付いたのでしょう。
しかし、ＴＶで観た光景では、醜い雛に親白鳥は献身的に寄り添い世話をしていました。背中に雛を乗せて泳いでる親白鳥もいました。
親白鳥は雛の容姿を気にすることもなく我が子を愛し、雛も自分の容姿を気にすることなく親に甘えていました。これが、本来の鳥の親子のあるべき姿なのでしょう。
物語の子は、どういういきさつでアヒルの卵に紛れてしまったのかは不明ですが、本来なら白鳥の親に愛されて育っていたでしょうに。それが、アヒルの子として孵った為に、誰からも愛されずに虐待を受けてた訳ですよ。
ちょっと心理学を齧った人なら、こういう幼少時に愛されなかった記憶を持つ故に、自虐的になったり異様に愛情を求めたりの不幸体質が出来てしまう例があることはご存知でしょう。
なので、白鳥となってもその子の心の中ではまだ「みにくいアヒルの子」のままなのでは？と思ってしまうのですよね。
それはその子にとって幸福だったのだろうか？とまあそういうことを考えたりした訳です。
この物語は、成長することでの「意外性」をテーマにしたのだろうと思うのですが、読むほうとしては「美しくなれば認められる」という間違ったテーマで捉えてる人がいるような気がします。
出来れば、その子自身が愛され認められて成長し変身したという筋書きだったらって思いますね。
まあ、偉人な作者に言っても仕方ないですが。
取り留めのない話で失礼しました。
では、これにて。

気付いたこと

１０月になってから、ますます仕事が忙しくなってしまい、ブログの更新が思うように行かなくなってます。
通勤時間や暇な時間には、こんなことを書きたいな～と思っていても、ＰＣに向かうと眠気のほうが先に来ちゃってます。
まあこんな時でも、タロットで占うことと占星術の勉強は一応続けてます。勉強と言っても、本を読むだけなんですけどね。
占星術のほうは、少ーしおぼろげながら判ってきたようにも思えます。
とは言え、まだまだですが。
仕事をしてると、やはり自分の行動力や決断などは乙女座的かなとちょっと思ってしまいます。
絲としてはやっぱり、自分が「使えない人間」だと思われるのが嫌なんですよね。
「使える人間」だと認識してもらえるように、普段なら見過ごすような細かい事もチェックしたり気を使ったりしなきゃならないです。
本来の自分はルーズでずぼらで細かい事は気にしませんが、それでは仕事としては「使えない」の烙印を押されてしまうのですよ。
「使える」ように思われる為には、いろいろと気を回さなきゃならないです。
そういう気を使わなきゃならない点や仕事への意欲の表し方は、乙女座的なのかなぁとふと思ってしまいますね。
でも、注意されたり怒られたりしても、月射手の楽天的さでまあ乗り切ってます。
どんな人間にもミスはある。次はそうしないように気をつければいい。と考えていけるのは月射手の影響なのかも。
でも、社会的に認められるようになるには、乙女座的にならざる得ないですね。
太陽星座は未来に向かうもの、人生を切り開くもの　という説明文があったのですが、それを読んだ時はあまり理解できませんでしたが、最近になってこういう事かと判るようになりました。
こういう所に気付くようになったのは、占星術の勉強の成果なのかなぁと感じます。
それはそれで自分を知るようになれて面白いですね。
では、また。