占ってもらった経験

昔のことですが、絲はある職業に就きたくて悩んでいた時期があります。それで以前から興味のあったタロット占いをしてる所に見てもらいに行ったことがあるのです。。
ですが…何を言われたのか、これがさっぱり覚えていないのですよね。
というより、何を言ってるのかが聞こえてこなかったんですよ。
なんつーか、ぼそぼそとテーブルの上で何かを言ってるのだけれど、言葉が届いて来ないのです。
内容的にも占い結果はあまり良いようではなかったようでした。所々に聞こえる言葉と雰囲気からそれは感じました。
それよりも、その占い師はなんとなくだが経験があまり無いように感じたのですよね。接客がこなれてないというか、トークが慣れてないというか…。うまく言えないけど、タロットの占い師ってこんなもん？ってちょっと失望感を抱えたまま帰されちゃったんですよね。
なんとなく納得いかなくてブラブラ歩いていたら、別の場所で「タロット占い」の文字を見つけて飛び込んでみたのです。
こちらの方はさっきの所よりかは小さいけれど、占い師の声がよく通って接客も上手かったです。内容はやっぱり覚えてないけど、同じように結果は難しい感じでした。
ただ、最後にその職業に自分が向いてるかどうかだけを占ってもらったのです。カードを一直線に並べて「１枚引いて」と。そして出たカードは　スター（星）　でした。
「うん、向いてるよ。適正はあるんだよ」と言われて、それで嬉しくなって帰ってきたんですよね。
でも後から考えると、スターって「希望がある」ってだけで具体的なものではないのですが。
それでも、まるっきり可能性が無いよりかは嬉しかったです。
うん、やっぱり結果がどうあれ相手が満足して帰せるには占いだけでなく接客術やトークの仕方って重要だなぁって思いますね。お金を払ってるのなら尚更そう思います。
で、結局その職業については諦めました。いろいろと障害があったので。
でも、最近その夢は形を変えて叶いそうかもしれないと気が付いたのですよね。
自分がタロット占い師になれれば…ね。
スターのカードはこれを見越していたのかな、と都合よく解釈しています。
では、これにて。