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逆位置の捉え方 [タロットあれこれ]

最近、タロット占いの中にも、カードの逆位置を採らないで正位置と同じ意味で占う流派もいるのを知りました。[目]
鏡リュウジ氏もこの系統だそうです。占星術の本で読みやすかったので、タロットの本も読んでみようかとアマゾンで調べてみたら、読者レビューを読むとカードの正・逆を採らないとか書いてあって、ええ~となってしまい読むのを躊躇ってしまいました。[たらーっ(汗)]
タロットの師匠の最近の講座でも、カードの正・逆は採らないで教えてると報告され、ちょっとショック。最近の流行なのでしょうか?[バッド(下向き矢印)]
まあ、占い師の中にもカードの正・逆を採らない人もいることも知ってますし、そういう人たちを否定するつもりはありません。
しかし、絲自身は正・逆を採る派なので、そういうのに違和感を感じてしまうのですよね。[ふらふら]
確かに、逆位置を覚えるのは難しいです。
タロットのフルセットだと78枚で、正・逆を合わせると156通りもの意味を覚えなくてはなりません。
それに、逆位置の意味は正位置にとってのどういう傾向になるかはそれぞれなので、覚えにくいのも確かです。
逆位置の意味の傾向としては、
 1、正位置の意味の完全否定
 2、正位置の意味を弱める
 3、正位置の悪い意味を過剰にする
の3つが主になるでしょう。
魔術師、太陽、審判、死神 などは1のパターンです。
世界、塔 などは2のパターンです。
愚者、皇帝、隠者 などは3のパターンになるでしょう。
しかし、中にはどっちのパターン?と迷う逆位置もあるのです。
例えば、力のカード。「力不足」と「力の暴走」の両極端な意味を逆位置は持ちます。これは1と3になりますね
戦車のカードもそうですね。「失速」と「暴走」。これは、2と3でしょう。
その時々によってどちらの意味になるか、判断に迷います。判断に迷ったために、占断を間違えてしまうこともあるので気を付けねばなりません。[サーチ(調べる)]
だから、逆位置の意味を採らないで正位置と同じ意味で占う…という方向に行ったのかもしれません。
また、そのカードそのものの意味を強調しようとした結果、正位置のみの解釈で占断するようになったのかも。
しかし、カードが逆位置で出るにはそれなりに意味があるのでは、と絲は考えております。[手(グー)]
なので、逆位置の意味を考慮した上で、占断を行っています。
すでに、正・逆なしで占うことが定着してる人はそれでいいし、その占法を否定はしません。
そういう占い方もあるのですから。
でも、逆位置の意味を採ることで解釈も幅も広がるので、その占法を採用しないのは勿体無いと思ってしまいます。
余計なお世話かもしれませんが。[あせあせ(飛び散る汗)]
ちなみに、逆位置の意味に迷った時には、2のパターンを採ると一番ブレがないようです。[ひらめき]
それから、桜田ケイさんのタロット本を読んでから、逆位置の場合はそのカードの意味に「+注意」と解釈することも覚えました。[本]
例えば、ペイジのカードが出たら「子供っぽさに注意」とか、女教皇のカードがでたら「神経質さに注意」などです。
逆位置で出たカードは解釈に迷い、どう占断してよいのかと困るものですが、「逆で出たことにも意味がある」と考えればそれはそれで感じるものがあるのではないでしょうか。[パスワード]
それでは、これにて。[リボン]
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