イルカ漁について

昔、ある女流作家（名前は忘れちゃった）の文庫本を読んでいたら、イルカ漁のことが書いてあった。
その著者の故郷ではイルカ漁をしていてその肉を食べていたそうだ。でも、その漁の仕方が残酷でトラウマになってたと書いてたのだ。イルカを食べる地域があるのも驚いたけれど、それをトラウマだと言うのもどうなんだろと思いましたね。
まあ、鶏の飼育場見学で解体するのを見た為にチキンを食べられなくなった人もいるのだから、人間はデリケートな生き物かもしれないですね。
ハッキリ言って他の種族の生物が殺されてるシーンを見て「可哀想」と思うのは人間だけでしょうね。
他の生物は自分らが生き抜くのに精一杯で他の種族の生死になんて構ってられないものだから。

例のイルカ漁を批判した盗撮映画が話題になってますよね。こんな偏った思想の映画をノンフィクション賞って有りなのかと疑問です。
「可哀想」って気持ちは分からなくはないよ。けど、それを言ったら牛だって鶏だってアザラシだって殺されるシーンを見たら誰でも「可哀想」「残酷」と思いますよ。
でも、それを食べて生きている人らがいるのも事実でそれを強制的に矯正しようとするのもどうでしょうね。
どうしてもそうした食文化をやめさせたいなら、あんな一方的に批難するのは逆効果じゃないかな。むしろ反発が強くなって意固地になりますよ。イルカ肉で生計を立ててる人らに別の生きていく道の保障を約束し説得してやめさせてくのが正しいんじゃないかと思うのですけどね。

前置きが長くなりましたが、占いをします。

イルカ漁はこれからどうなるか？（漁関係者視点）
ヘキサグラム　　　（使用デッキ・ﾉｰﾑ　ﾀﾛｯﾄ）
　過去・ワンドの１０・R
　現在・ソードのクィーン
　未来・ペンタクルのペイジ・R
　対策・ワンドの８・R
　周囲・恋人・R
　願望・ペンタクルのキング
　最終予想・ワンドの２

現在のソード（剣）の女王が人物なのか心境なのか判断に迷いますね。
人物なら理性的でクールな判断をする女性の介入、心境なら冷静に物事を警戒しながら見ている　ということでしょう。状況から見ると後者の心境の方かな。
周囲の位置を見ると価値観の違う相手に翻弄されてるのが分かります。
本人たちは、経済的に安定したいのが願いのようです。
対策はゆっくりと時の流れを待つしかなさそうです。
気がつくとカップ（聖杯）のカードが一枚もないので、この件には感情に流されず冷静に対処しようとしてるのでしょう。
未来と最終を見るとある程度の犠牲はありそうですし金銭的な問題も起きそうですが、彼らは成功を得そうです。
結論として彼らは映画によって自分らの生き方や暮らしを変えてくようなことは無いでしょう。

難しい話になってしまいましたが、この辺で。