お米の先物取引について

先日読んだ新聞にて、気になる記事がありました。
なんでも、お米の先物取引が今年から行われてるそうな。
詳しくはないのですが、昔～江戸時代くらいから昭和初期まで～は、お米の先物取引が行われてたそうなのです。それがいろいろあって廃止になったのですが、今年からそれがどうした経緯なのか復活したそうなのです。
「先物取引」という言葉は、なんとなく胡散臭いような気がしてなりません。
父親から「先物取引には気をつけろ」とよく言われていた影響なのか、以前こういうのに騙された友人からの受けたイメージからなのか、「先物取引」と言う言葉に敏感になってしまってます。
しかも、それが日本人の主食で欠かせない食料であるお米が対象なのです。
嫌な予感がしてなりません。
例えば、お米に値段が釣り上がるのを待って蔵に隠してしまって、なかなか市場にお米が売られなくなるとか。
例えば、お金を多く払ってくれる所に優先して売るとかした場合、中国にお米が売られて日本にお米が売られなくなってしまうのではとか。
そんな心配をしてしまいます。
それでなくても、今年は震災の影響でお米の生産量が心配な状況だというのに、ですよ。
我々消費者にちゃんとお米が回ってくるのかと、心配してしまうのは杞憂でしょうか。
まあ、記事によると買いが集中して取引にならずに中止になったとか載ってましたが。
でも、これが後々どういう影響になるのかと不安で溜まりません。
しかも、メジャーなメディアではこの事についてはほとんど騒がれてないのですよ。
かなり大事なことだと思うのに、何故にスルー状態なのでしょう。
ってか、一般の人たちはこの件を知ってるのかと疑問を感じてしまいます。
なので、この件を占ってみる事にしました。
どこを視点にしようかと迷いましたが、この政策の推進的立場の人たち　にしてみます。

米の先物取引で日本はどうなるか？（相談者（仮定）・政策推進者）
ケルト十字　（使用デッキ・Magical Forest Tarot)
　現在・・・カップのエース
　応援or妨害・・・ソードの９
　外面的心理・・・タワー（塔）・Ｒ
　内面的心理・・・ペンタクルの８
　過去・・・エンペラー（皇帝）
　未来・・・ワンドの９・Ｒ
　本人の立場・・・ペンタクルのエース
　周囲の状態・・・ペンタクルのペイジ
　願望・・・ホイール・オブ・フォーチュン（運命の輪）・Ｒ
　最終結果・・・デビル（悪魔）

結構象徴的なカードが並んでますね。ペンタクル（金貨）が多いです。大アルカナも多めです。
まず、現在は良心的な立場で取引が行われていて、それなりに成功しているようです。
あるいは、中止になったことを表してるのかもしれません。
カップは、お金ではなく「情」を意味するので、善意による介入だったのかもしれません。
心理面に目を向けると、崩壊しても構わない、というつもりでいるようです。
それはこの取引そのもの？日本という国の事？
内面では、この取引成立に向けて努力してきたので、努力をした者（農業者も含みそう）に報われて欲しがってるようです。
過去にいる、エンペラーは何なのだろう？かなりの権力者がこの件を推し進めたというように読めます。
それは誰でしょう。その時の首相？まさか、アメリカ？
本人の所にある、ペンタクルのエースもどう解釈したものか。この政策成立によって、何らかの報酬をもらったとも読めそう。それはまさか賄賂ではないでしょうな。
周囲は、どこを想定しようかと迷ったけれど、投機家のつもりで出してみました。
やはり、お金に執着してる、まだ未熟な者らが集まってきている様子。
彼らはまだ大物はいないようだけれど、これから成長するかもしれず、油断はならなさそう。
願望には、流れへの逆行、誤算、見込み外れ、などを心配しているよう。
心理面に出ている、塔・Ｒと合わせると、彼らはこの策が良くないものだと分かっていそうな感じがする。
そして近い未来では、人々はこの取引に警戒をし始め慎重になりすぎて停滞しそう。
最終の、更に先の未来では、恐れていた危ないことが起こりそうな雰囲気。
大きな力によって、この先物取引は蹂躙され、圧迫されていきそう。
もはや、健全な取引は行われなくなる気配です。
「日本はどうなる？」で占ったので、この先物取引により、日本はとてつもなく危なくなりそうです。
そして、応援か妨害か、ということについては、出ているカードが「悩み」のカードです。
これは、この政策についてのもっと悩み、考えるべきだったのでは？と言ってるようです。
統括すると、現在はまだ善意的な投機家が揃ってるので大丈夫なものの、未来に向けてはかなり不安でしょう。
まさしく、「悪魔に魂を売った」というような状態になりそうな予感です。
いずれ、じわじわと経済を、市場を、日本を圧迫していくのではないでしょうか。

まあたかが占いと言ってしまえばそうなのですが、何やら怖い結果になってしまいましたね。
もっと別の視点で占ってみても良いかもしれません。
できれば、国民の方々はこのお米の先物取引の是非についてを、少しでもいいので考えてもらいたいです。
それでは、これにて。